月下美人


夕暮時から大輪の花びらは開き始め、夜遅く満開となり、 明け方にはしぼんでしまう月下美人。
毎年のようにこの花を咲かせているご近所のAMATSUさん宅で、花を見つめながら静かに酒を酌み交わし、
夜遅くまで語り明かしました。(1999.07.19)




直系20p〜25p位の大輪は、まるで私どもに
「この美しさを忘れてはならない、酒は静かに嗜みながら飲めよ!」
とでも言いたげに咲き誇っています。







画像をクリックして、450x338ピクセルの写真もご覧下さい。

  部屋の全体照明を落とし、ハロゲンランプのスポットライトを当てて鑑賞しました。
花弁のシルキーな白が光り輝いて見えます。




 夜7時頃から花弁が開きはじめ、それに連れて雌しべも首を伸ばし、
花弁の縁で蜘蛛が足を広げたように見えます。奥の方で放射状に花粉を着けているのが雄しべです。
満開になったのは10時半頃です。




首をもたげるように花を着け、茎は葉から伸びているのが分かります。
月下美人は
メキシコ、グアテマラ等のジャングル を原産地に自生する、
約20種類の原種クジャク サボテンの一つです。




 蕾。
これも今夜と同じように静かに神々しく咲いてくれるでしょう。
右は開花直前です。この後音もなく静かに厳かに花弁を見せてくれます。


横浜・金沢に咲いた月下美人。
ガラスの靴の片方を残していったmoon light cinderella。
月が美しい秋、横浜・金沢にのその美しさをもう一度見せてくれるのを楽しみに夜道を帰ってきました。



月下美人リンク集
童話作家中谷千絵さんの月下美人
mackyさんの月下美人
神奈川県大和市立林間小学校の理科の教材の月下美人
富山大学教育学部附属小学校4年1組、智子ちゃんのおばあちゃんの月下美人
宇部の林さんの月下美人
三重の大西さん宅の月下美人
幕張自然植物園 の月下美人特集
京都市の小泉さん宅の月下美人
福岡のinaoさんちの月下美人

長崎・鹿町の【邪子さんち】では、秋風さわやかな朝に咲いた珍しい月下美人
  1999.10.26




RETURN  HOME