称名の晩鐘 syoumyou no bansyou


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子供が櫓を漕ぐ網舟で祈りを捧げている母親の情景は、今にも称名寺の鐘の音が響き伝ってきそうな見事な構図です。
金沢山称名寺境内の県立金沢文庫は鎌倉時代の諸相を現在に伝え、地域に開かれた生涯学習など文化創造の拠点とした役割を果たしています。
金沢八景は元禄7年(1694年)頃、中国の僧心越禅師が能見堂からの眺望を、中国の瀟湘八景に見立てたことに由来します。
江戸時代の金沢区の沿岸部は全国各地から人々が訪れた現市域最大の観光地で流通や交通の拠点でもありました。
今では広重が描く8枚揃いの「金沢八景」が当時の面影を一番伝えるものとなっています。天保6・7年(1835−6年)の作です。