桜の名所「横浜金沢」

桜の名所・横浜金沢

全国各地で見られる「ソメイヨシノ」は江戸末期頃から明治にかけて、染井吉野の発祥地東京駒込の植木屋が「オオシマザクラ」と「エドヒガンザクラ」の交配種を全国各地に売り出し、今のような桜の名所をつくり出したと云われています。


ソメイヨシノ	オオシマザクラ	エドヒガンザクラ

この時期は、ここ横浜金沢でも桜祭りの宴が聞こえてきます。
例年欠かさず櫻をもとめて歩き、昔と変わらぬ美しい姿を見ると心が和みます。

◇閑静な沿道の桜並木・富岡椿ヶ丘

道路に沿って７～８００ｍつづく並木。落ち着いた住宅地の中にあり、ところどころで咲く椿と相まって心地よい散歩道になっています。桜並木をはさんだ向こうは京急線、写真マニアのアングルにおさまる好ポイントの一つです。

◇元横浜海軍航空隊の櫻・富岡総合公園

この辺りでは一番の賑わいをみせる桜の名所。宴会の場所取りで前の晩から並んだり、出店もたくさん出て賑わいます。

「年々歳々花さけど征きて還らぬ人の多かり」と詠った元横浜海軍航空隊の場所です。
ここの櫻は昭和１１年１０月に航空隊の隊員の手で植樹されて大切に育てられたものです。
当時の門とお社が残されています。

西柴の桜並木

◇緑地帯の桜並木・富岡桜が丘

　ここ桜が丘の桜は、街区間の緑地帯を覆うような格好で並木がつづきます。
杉田から金沢文庫にかけた沿線開発は、昭和３３年頃から続けられています。富岡周辺の開発は、花木をテーマに進められており椿、桜、芙蓉などが街路樹や公園の植樹に使われています。

最近では、害虫や剪定等の理由から銀杏、欅、モミジバフウと云った樹種が街路樹として多く使われているようです。

室の木公園の桜

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