蕎麦打ち奮戦記



◆粉挽き

蕎麦打ちの過程の中でも石臼を使った粉挽きは趣があります。打つ日の前夜、囲炉裏端でゴロゴロと音を立てながら臼を廻す姿はどことなく牧歌的で懐かしい風情があります。いずれはそのような自家製粉をやってみたいものですが現状では場所も時間も気分的余裕もありませんので此処ではお手軽なオクタゴン(電動製粉機)を使って挽いてみました。
製粉のなんたるかが理解できてませんし、いつものお手軽で行き当たりばったりですからどうなりますか、、、、



先ずは玄蕎麦の殻を取り除いた市販品の「丸抜き」と手持ちの道具を並べてみました。


 左の画像は丸抜き(玄蕎麦の殻を取り除いた抜き実)で真ん中の画像が丸抜き1000gをオクタゴンのホッパーに入れ運転しているところです。
右の画像はオクタゴンの一番粗い目盛り9で挽き、丸抜が割れた状態です。これを60番の篩いで113gの内層粉(一番粉)が取れました。



 次ぎに左の画像がオクタゴンの目盛り4.5で挽き中層粉(二番粉)を取り、30番の篩で333g。真ん中の画像は目盛り2.5、60番の篩で443gの粉が取れた状況です。右の画像がその残りをもう一度同じ目盛りのオクタゴンに掛け30番の篩で粉を取り、そば粉としない102gの「さな粉」(外皮の部分)が残り、歩留まり約90%となりました。



 画像は丸だしを終えた状態です。外皮の部分が小さな点でポツポツと現れ、いかにも粗挽き粉の雰囲気が出ています。粉は一番粉を除いた全部と2割の割り粉です。
蕎麦をオクタゴンに掛ける回数が多くなってしまい水分が蒸発した影響だと考えられますが粉は熱を持ちサラサラと乾燥してましたがその味は普段では味わえない格別の美味しさでした。
年に何回も出来ない作業ですが楽しみがまた一つ増えた粉挽きでした。・・・つづく



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