蕎麦打ち奮戦記

 2021年3月追記

2作目[打ち台](2004年12月作)の改良
     
           <画像をクリック又はタッチすると拡大写真が開きます。>
◆セット時と収納時 

      
  ★収納時のサイズは縦91cm・横91cm・厚さ6cmで重量は12kg

3・4作目打ち台の出番が多く2作目は2006年にお蔵入りの状態でしたが今回15年振りの復活です。
2作目は3・4作目と比べ収納時のサイズがコンパクトで重量も軽く、車への積み降ろしや持ち抱えての移動は身体への負担が少ない打ち台です。
最近、以前の様に出向いての蕎麦打ちが増えりており、少しの改良で使い勝手の良い道具として復活させました。


◆追加又は取り替えたパーツと全パーツを立て掛けた画像

     
追加又は取り替えたパーツをのし板の上に並べました。
左から切り板、小物固定と金具箱、棚受け横架材2本、筋交い2本。
[全パーツの詳細な製作図]と[ディテール]資料を公開してますのでご参照ください。
製作当時から人気があり当サイトで最も参照されることの多い打ち台です。


◆筋交いと棚受け横架材
 どちらも強度を増すために追加又は取り替えです。
パーツ同士をボルトと蝶々ナットで繋ぎますが強度を増すためにその締め付けを強くする必要があります。
筋交いを付けることでボルトの軽い締め付けでも全体の強度が上がりました。
棚板受け横架材は大きいサイズに取り替え、安定感を出しました。



◆小物固定と金具箱

    
金具を小箱に入れ、細長い蓋で被せ、蓋の一部に棚受け横架材と麺棒置きをバンドで固定。
収納時は画像の様に打ち台の脚の部分にバンドで固定します。


◆ ◆ ◆

◆進化する自作の道具 【打ち台】  2004年12月

はじめた頃はどのような蕎麦打ち道具があるのか何を揃えたら良いのか手探りの状態でしたが技術が進歩するに連れ仲間の道具や店先の品々を見る度に似たような道具が欲しくなります。既製品はそれなりの価格がしますがそれ以上に自分の体型や好み、使い勝手に合わせた道具が不可欠となります。お金を掛けたらキリがありませんから安価な材料でしかも制作が簡単なものとします。

打ち台は既製品より自作で揃えている仲間が多いようです。最初の二三ヶ月はのし板もなくテーブルに打ち粉を振るい、次ぎにシナ合板(9mm)だけののし板を使用しその後は道具あれこれでご紹介した高さ調整の袴台にのし板を載せ相変わらずテーブルの上で打っていました。

始めてから2〜3ヶ月にしては○が綺麗に出てますな〜今と変わらない(^ ^ ;
↑そば打ちを初めの頃はテーブルの上で直接に打っており、次にシナ合板を使用してます。


↑一作目となった打ち台は高さ調節が主な目的です。


■二作目の打ち台

自前の道具を持ち込む出張蕎麦うちの時はテーブルでは何かと不都合が出てきますから組立式の台を造ることにしました。出張専用のつもりで造ったのですが考えていた以上に使い勝手が良く今では自宅でも活躍中です。材料は近くのホームセンターで手に入る安価な物ばかりです。造るにあたり何よりも優先させたのは場所を取らず道具類が一式納まる型であること、収納や運搬が楽なように極限まで軽く、コンパクトに仕舞うことが可能なことです。


セットしたときの大きさ 横幅1,150mm 縦幅918mm 高さ770mm
道具類一式がこれ一台にセット可能な造りとします。のし板の右に麺棒や打ち粉、刷毛などを置く上棚を設置し中棚には切り板、木鉢、包丁、篩などが収まります。



収納時のサイズ 縦918mm 横918mm 厚さ60mm
台のパーツと切り板がのし板の枠板内に納まり、移動時や長期保管時はカバーで繰るんで養生します。慣れないミシン掛けには手こずりました。打ち台の重量は約6.5k、のし板と切り板を含めた総重量は約12Kとなりました。これだと背中にセットと木鉢、麺棒と包丁を片手に抱え、編み笠をかぶれば蕎麦うち流れ者が出来そうですね( ^ ^;)・・・ つづく
  
参照
※製作の詳細はこちらをご参照下さい。

※三作目の打ち台は こちら をご参照下さい。

※四作目の打ち台は こちら をご参照下さい。



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