蕎麦打ち奮戦記



◆東山で「もてなしの蕎麦」
   (五島列島・小値賀島)
玄界灘の島々(フェリー航路にて)


私が小値賀島に滞在期間中、8人の東京・横浜の友人・知人が小値賀島へやって来ました。
日本の最西端の離島まで足を運ぶのは何かと大変です。滅多にない機会ですので五島列島と平戸諸島の島々の美しい景色を船で楽しんでもらうコースを企画しました。
初日は羽田から飛行機を乗り継いで福江で一泊。2日目の朝、フェリー「太古」で五島列島の島々を縫いながら小値賀島へ、三日目は野崎島へ連絡船で渡り、四日目の午後「太古」で平戸諸島を眺めながら博多港へ向かい、福岡空港から羽田へ。
船旅だけで合計9時間余りでしたがまずまずの天候もあり楽しんで頂けたようです。

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2010年5月31日
小値賀を発つ日の昼食を「東山」でお馴染みの蕎麦でもてなすことにしました。
先ずはそば打ちです。食堂のテーブルにそば打ち道具を、、、、、、、横浜の自宅で打つより、広さは快適です。
玄関に打ち水をし、次の間の庭にある泉水(石の花器)に竹を生け、築山の井戸には青竹を敷きます。
取り次ぎには歓迎の意を表す屏風を立て、違い棚と縁側にはアジサイの花を生けてみました。






2010年6月3日..

先日のセッティングを利用し、小値賀で活躍する若い方々をお呼びした夜の「もてなしの蕎麦」を開催。
簡単な蕎麦の話と最近は接する機会が無くなった日本家屋の「間取り」と「もてなしの設え」など彼らの仕事に役立ちそうな話をしてみました。

この家で「もてなしの蕎麦」を出すのは初めてです。子供の頃、親がやっていたことや手伝わされた事を思い出しながら準備をしましたが思いも寄らぬ発見もありました。
内外装は一見して純和風ですが間取りと庭の配置の仕方など洋風建築の考え方を伺うことが出来ます。大正初期の建築ですが海外での生活が長かった祖父母と家族にとって快適な空間を造ったのでしょう。
この家を設計した祖父の意図が自ずと理解出来、随所に祖父の思い入れらしき物が見えてくる感覚を憶えた次第です。..
up date 2010.06.20


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