蕎麦打ち奮戦記


◆先ずは道具を揃えてみました。

2003年3月1日

最初から道具を揃えなくても厨房にある調理用品でも蕎麦うちは出来るようです。しかしそれでは男の子が厨房に入ることは難しい。幼い頃、「男の子は厨房へ入るべからず」と口うるさく祖母から注意されたのが頭の片隅で邪魔をします。それなら男の子用の道具を持ち込んで男の子の居場所を確保しようと頭の何処かで考えていたふしがあります。今回の蕎麦打ちをきっかけにして厨房に入り込んだ訳ではありません。実は2〜3年前から釣った魚をおろす言い訳で密かに包丁を使っていました。といっても調理の前の下ごしらえですから大きい顔は出来ません。今度は蕎麦を打ち、釣った魚を三枚におろし、蕎麦と刺身を並べた男の料理が振る舞えたらと、、、、、、どちらも難しそうですがそんな期待をもって先ずは道具やさんへ。

事前に電話を入れていましたからお店に入ると直ぐに初老の店主が出てきました。
お帳場側のイスに腰掛けるとこちらから訪ねることもなく店主は数冊の参考本を取りだし、蕎麦うちの基本を話し出してくれました。なかなかこちらの希望とする道具の話まではたどり着きません。そんな時間を過ごし、先ずは道具を手に入れてはじめたいと希望を云うとやっと「麺棒」を持ち出してくれました。道具についての話をしてくれるかと思ったら麺棒の使い方のコツを、、、、、こちらは店先に並んだ道具をいろいろといじる楽しみを考えてましたが店主のペースに合わせることにしました。
大小取り混ぜて10点ほど仕入れました。最後に店主は最初から揃えられるとお店に通う回数が減るからね。と道具を揃えることに気乗りがしなかったようです。それなりに蕎麦うちがすすみ他人様に振る舞うことにでもなれば道具や小物を揃えたくなるはず、こんな物では済まないでしょう。間を開けないうちに経過報告を兼ねて道具や小物を仕入れに行きたいと考えてます。



【この日仕入れた道具ほか】
こね鉢(樹脂製、径48cm)、麺棒、包丁(モリブデン鋼)、こま板(桐、楓)、ふるい(30番)、刷毛、そば粉、打ち粉、参考本2冊、ついでに魚用の小出刃


2003年3月2日
そろそろ季節も良くなり春の海で釣り糸をたらしたいところですがピッカピッカの道具は飾りではない。早速、蕎麦を打ってみることにした。案外、昨日の暴風雨(大雨警報)が釣り行きの足止めをし蕎麦うちをはじめる気まぐれなきっかけになったようです。

◆大きな鉢の収納場所を確保

こね鉢を収納する場所は厨房にはありません。立てかけて持ち運べるような箱物を造る予定ですが取りあえず↑のようなところに置くことにした。食堂と厨房の境の鴨居に棚風の造りがあります。その上に桟木を取付け鉢の滑り止め。震度3程度だとこのままでも大丈夫ですが早めの対策が必要です。
朱が白地の壁と天井に栄え、これだけでも話の種になりそうです。同じ場所にこま板、ふるい、麺棒が収まりました。

◆のし台
食堂のテーブルをそっくり使うことにしました。どの位の量を打つかによってのし台の大きさは決まるのでしょうが全くの初心者。大きい方が不手際をカバーしてくれそうです。参考本によると丸出しとか角だしの行程は狭いのし台で蕎麦を打つ方法を考え出した江戸職人の技とありました。

取りあえずの道具は揃ったようです。いよいよ蕎麦うちに挑戦です。・・・・つづく


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