2001年 正月飾り




2001年 正月



門松・しめ縄・鏡餅といったらお正月の飾り付けです。飾り付けの方法は地方やそれぞれのお宅で古来から伝わる流儀をもとに飾り付けられます。例年y-homeでもごく簡単な松飾りとしめ縄、鏡餅を飾りますが時の節目に相応しい松飾りを制作してみましたのでご笑覧下さい。



材 料
門松は松飾り・飾り竹・立松などともいい松と竹で作ります。ここに神様が降りてくるという目印に楢・椿・榊などの常緑樹を使う流儀が古来のものだと言います。その後「門松」の名の通り松だけを門に付けるものが出てきて、江戸時代頃に竹を組み合わせる方法が出てきたとされます。

制 作
最初に飾り付けをする場所を決め、手に入る材料を頼りに大きさと色の調子で完成イメージを描いてみました。基本となる型は当初から丸と決めていましたが出来上がりの雰囲気をつかむために洋と和のイメージで基本となる材料を円に沿って並べ 出来上がりのイメージを試してみます。これは洋のイメージを対比することで新しい門松のイメージを求めるためです。構想の段階では門松からかなりかけ離れた出来上がりに不安がありましたが飾り付けを終えた感想ではそれ程かけ離れた雰囲気でなく一息ついた次第です。

飾り付け
古くは12月13日に全部やっていたようですが、最近はだいたい年末頃にやるようになっています。材料集めと制作時間が想定したよりかかりましたのでぎりぎりの12月30日の午前中に飾り付けが終わりました。この日を選んだのは29日は「く:苦」の日ということで避け、31日は「一夜飾り」になるので避ける事にしました。

※飾り付けの制作過程と画像は こちらを ご覧下さい。

extra : 思い出の正月飾り(1997.12.30)



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